齋藤千明展
3月15日(火)~3月26日(土)
13時~18時半 (最終日17時)日曜休
会場:OFFICE IIDA+ギャラリーカメリア
内容:
齋藤千明は、これまで主に木版画の技法を用いて作品を制作してきました。
近年の作品では、和紙で紙衣の服を作りそれを着用してから支持体に定着させる「空蝉のかたち」シ
リーズなど、心的・主観的形象を微視的に再現したものがあります。
それらの近視点を遠視点へと展開させたものが2015年7月にロサンゼルスで発表したインスタレーション「KEGON」です。
「雲間から垣間見る」日本美術の伝統的な視点を用いて「引きで可視化される場景の本質」を表現するため、山水画をモチーフに循環するラン
ドスケープを和紙の原料である楮繊維にて制作しました。
今回の展覧会でも同シリーズとして、ギャラリーカメリアでは俯瞰の風景をインスタレーションで、オフィスイイダでは平面、立体
小品を中心に展示いたします。